今回は廃油とコーヒーで低コストの石鹸を作りました
設計図です。
大豆廃油とコーヒーで石鹸を作ります。
コンビニやスーパーなどで使う揚げ油は大抵大豆油なのでこれで良いだろうということにします。
出来上がりの石鹸の量を牛乳パックの型ちょうどの1Lにするようにしました。
まずコーヒー豆を準備します。
普通より3倍位濃いコーヒーを入れます。
必要なコーヒーは313mlでコーヒー豆は55g使います。それを400mlのお湯でコーヒーを出します。
必要なだけのコーヒーをペットボトルに量ります。
もし足りなければ水を加えて合わせます。
必要な量は313gです。
オルト硅酸ソーダを量ります。
必要な量は153gです。
廃油を量ります。
必要な量は626gです。
廃油を湯煎で40度位に温めます。
今回はこのために文明の利器を使うことにしました。
IHクッキングヒーターです。
これで保温にして外側の鍋の温度を風呂のお湯ぐらいに保ちます。
これでOK。温度調節は機械任せです。
コーヒーにオルト硅酸ソーダを入れてよく溶かします。
相当発熱するので適温になるまで流水で冷やします。
廃油とオルト硅酸ソーダのコーヒー溶液が適温になったら、オルト硅酸ソーダのコーヒー溶液を少しずつ加えながら泡立て器で混ぜます。
泡立て器での混ぜ方にもコツが有るように思いました。
上の写真ように泡立て器を立ててぐるぐる回すようなやり方ではなかなか鹸化が進まないようです。
下の写真のように泡立て器をなるべく寝かせて前後に動かす感じで混ぜると早く鹸化が進む様に思いました。
そしてこの方が腕の疲労も少なく感じました。
かき混ぜ始めてから1時間半ほどでトレースが出てきました。
これで型に流し込む準備ができました。
牛乳パックを横に開いて開け口の方も平らにした容器に流し込みます。
ボウルにへばりついた石鹸はケーキ作りなどで使うゴムベラできれいにすくって入れます。
牛乳パックはそのままだと中央部が膨らんで真四角にならないので3箇所くらい糸で縛って膨らみを取ります。
発泡スチロール製の保温ケースに入れて1日保温します。
その後発泡スチロール製のケースからは取り出して更に2~3日経ってから型から外します。
まずは24時間待ちましょう。
24時間経ちました
丸一日経ったのでどうなっているか見てみました。
すると油が少し分離していました。
もうちょっと混ぜた方が良かったのかもしれません。
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