石けんを型入れしてから保温すると早く鹸化が進んで型出しが早くなるみたいなので保温箱を作りました。
材料は古いやぐらこたつのヒーターとUSBファン、板などです。棚は3段作りました。
はじめファンを付けずに作ったのですが、発熱体が上部にあるため下の方はほとんど温まりませんでした。
それで安いUSBファンを購入して内部の空気を撹拌するようにしました。するとまんべんなく温まるようになりました。
内部には温度計も付けました。いろいろ実験した結果調節目盛を中と弱の真ん中ぐらいにすると45℃にることが判明しました。鹸化の速度は45℃が一番早いのでこの次試してみようと思います。
下部には移動に便利なようにキャスターも付けました。扉がいっぱいの大きさで床にこすって開け閉めしにくいという問題もあったわけですが。
扉は板が反っていていて隙間があったので隙間テープを貼りました。
1.石鹸作り支援画面
以前と殆ど変わっていません。
これ以上改良する余地がないからです。
原価計算とオイルの特徴ボタンが追加されました。
これらをクリックすることで別の画面に変わります。
2.石鹸の原価計算画面
石鹸作り支援画面から引き継いだ内容で原価を計算します。
OPでエッセンシャルオイルやクレイ、蜂蜜、竹炭などを選びます。
これらの使用量を入力してから原価計算のボタンをクリックすると総コスト・完成時の重量・1g当りのコストが計算できます。
完成時の重量は、石鹸の水分が28%になった場合を想定しています。
3.使用オイルの特徴一覧画面
石鹸作り支援画面から引き継いだオイルについてその硬さや泡立ちなどの情報を表示します。
それぞれの画面は印刷が可能です。
印刷プレビュー画面になりますので、収まりが良くなるように設定してから印刷します。
1.蜂蜜マーブル石鹸
レシピ
オリーブオイル --------- 100g
ココナッツオイル ------ 65g
パーム油 --------------------- 65g
ひまし油 --------------------- 20g
苛性ソーダ ------------------ 35g
精製水 ------------------------- 75g
ラベンダーEO ------------- 1ml
ローズゼラニウムEO ---1ml
蜂蜜 ----------------------------- 7g
作り方
オイルを全部混ぜて40℃にします。
精製水に苛性ソーダを入れて溶かし40℃に冷まします。
40℃を維持しながら両者を混ぜてトレースが出るまで撹拌します。
別の器にお玉一杯分を取り分け蜂蜜を入れます。
蜂蜜を入れるとトレースが弱くなるのでよく撹拌してトレースを出し直します。
これを元の石鹸生地に戻しヘラで2回位軽く混ぜます。
型に流し込んで保温します。
固まったら型抜きしてカットします。
4週間位熟成させます。
完成です。
2.竹炭マーブル石鹸
レシピ
オリーブオイル --------- 120g
ココナッツオイル ------ 60g
パーム油 --------------------- 55g
ひまし油 --------------------- 15g
苛性ソーダ ------------------ 34g
精製水 ------------------------- 75g
ラベンダーEO ------------- 0.7ml
ハッカ油 ----------------------1.3ml
竹炭 ----------------------------- 3.5g
作り方
蜂蜜マーブル石鹸とほとんど同じです。
蜂蜜の代わりに竹炭を使います。
部屋を模様替えして「手作り石鹸」のコーナーを新しく作りました。
2段のカラーボックスと文庫本用ラックを新しく買って作りました。
カラーボックスは材料の保管と作業台を兼ねています。オイルやEOなどは直射日光が当たらないほうが良いと思いダンボールで開閉式の扉をつけました。扉は勝手に開かないようにマジックテープで閉められるようにしました。
文庫本ラックは棚板の数を増やしたかったので、板と棚板用のダボを買い足しました。
この用途は主に熟成中の石鹸を並べるためです。他にはソープカッター台やキッチンばかりを置いています。
5日ほど前に作っておいた石鹸をようやく型から取り出してカットしました。
コーヒー色とクリーム色のストライプにしました。
この作り方は原始的で、コーヒー色の石鹸を型に入れしばらく経って固まってきたら次にクリーム色の石鹸を入れ、そしてまたコーヒー色の石鹸を入れるというものです。
よく調べてみると、こういう石鹸はまずコーヒー色の石鹸を作って固まって型から出したらカットします。
そして別の色にしたいところだけ空けてもう一度型に入れそこへクリーム色の石鹸を流し込むんだそうです。
すると綺麗に出来るという事でした。
Excel VBA で作った「石鹸作り支援プログラム」を 機能改善しました。
石鹸作りでアルカリに苛性ソーダを使ったものとオルト珪酸ソーダを使ったものの違いを調べました。
要約すると
アルカリに苛性ソーダを使った場合
グリセリドを鹸化すると脂肪酸塩とグリセリンが生成される。(100%鹸化したとして)
それ以外の不純物は生成されない。
だから洗顔用やボディー石鹸に使っても問題ない。
アルカリにオルト珪酸ソーダを使った場合
グリセリドを鹸化すると脂肪酸塩とグリセリンが生成されるが(100%鹸化したとして)
それ以外に珪酸塩が生成される。
だから用途は台所・風呂掃除用に限定される。
といったような内容です。
どの程度の違いなのか使ってみないとわかりませんが、
この文章からすると身体に使うのはちょっと気が引けますね。
ソープカッター台を作ってみました。
買うとAmazonでは送料込みで2891円します。
ホームセンターで集成材とその直線カット、木工ボンドと他にはM4サイズのボルト・ワッシャー・蝶ナットを2個ずつ買って作りました。
値段は658円で済みました。
可動式の位置決め板にはボルトが入る細長い穴を開ける必要があります。
ドリルで穴を並べて開けてから彫刻刀でカットして穴をつなげました。
石鹸の塊を入れる箱状の部分は後ろの2/3位を低くしてみました。
位置決め用には1cmごとに直線を、その間の5mmごとには両端を少し除いた直線を引いてわかりやすくしました。
使った集成材が結構柔らかめだったので実用になるかどうかわかりませんが、とりあえず使ってみようかなと思います。
今回の材料ですが、この前コンビニで頂いて来た廃油が374gしか残っていなかったので我が家の廃油(これはキャノーラ油)を252g混ぜて作ることにしました。
キャノーラ油は大豆油に比べると鹸化価が少し低いので使うオルト硅酸ソーダは148gとなります。
使うコーヒーは前回同様濃く入れたものを313g使います。
前回の反省として、混ぜ方が足りなかったという点を考えて確実なトレースが出るまでよく混ぜることにしました。
設計図です。
大豆廃油とコーヒーで石鹸を作ります。
コンビニやスーパーなどで使う揚げ油は大抵大豆油なのでこれで良いだろうということにします。
出来上がりの石鹸の量を牛乳パックの型ちょうどの1Lにするようにしました。
設計図です。
Excel VBA でフォームプログラムを作りました。
調べてみると油の種類によって鹸化価という値が違っていてそれに合わせて入れるアルカリ薬品の量も変えなくてはならないということでした。
それで鹸化価の表を検索していれるべき薬品の量を自動的に計算するようにしました。
計算結果を登録したり、登録済みのものを検索したり、画面の印刷もできるようにしました。
使用する主な材料です。
今回はオリーブ油で石鹸を作ります。
アルカリ薬品はオルトケイ酸ナトリウムを使います。
近頃は苛性ソーダが手にはいらないので、これにしました。
他には保湿効果のある尿素を入れることにしました。
香り付けにはラベンダーとローズゼラニウムのエッセンシャルオイルを使います。
他にはキッチン秤・漏斗・ペットボトルなどです。