石鹸作りに挑戦

設計図です。

Excel VBA でフォームプログラムを作りました。

調べてみると油の種類によって鹸化価という値が違っていてそれに合わせて入れるアルカリ薬品の量も変えなくてはならないということでした。

それで鹸化価の表を検索していれるべき薬品の量を自動的に計算するようにしました。

計算結果を登録したり、登録済みのものを検索したり、画面の印刷もできるようにしました。

使用する主な材料です。

今回はオリーブ油で石鹸を作ります。

アルカリ薬品はオルトケイ酸ナトリウムを使います。

近頃は苛性ソーダが手にはいらないので、これにしました。

他には保湿効果のある尿素を入れることにしました。

香り付けにはラベンダーとローズゼラニウムのエッセンシャルオイルを使います。

他にはキッチン秤・漏斗・ペットボトルなどです。

オルトケイ酸ナトリウムを計量します。

111g使います。

水を計量します。

今回は水道水を使いました。

221g使います。

計算値は229gでしたがちょっと少なめにしました。

水の中にオルトケイ酸ナトリウムを入れて混ぜます。

結構発熱しました。50℃ぐらいにはなった感じでした。

更に尿素を入れてよく溶かします。

オリーブ油を計量します。

458g使います。

これは500mlの重さになります。

ですからオリーブ油500mlのボトルなら計量する必要はありません。

オリーブ油を湯煎して40℃ぐらいに温めます。

先程のオルトケイ酸ナトリウム溶液も冷めてきて同じくらいの温度になっている頃です。

両者の温度ともに38℃~40℃が適温です。

それぞれの温度が40度位になったら混ぜ合わせます。

ペットボトルを振ってよく混ぜます。

ラベンダーのエッセンシャルオイルを入れます。

2ml入れます。

ローズゼラニウムのエッセンシャルオイルを入れます。

2ml入れます。

どうもペットボトルでは混ぜにくいし型に入れるタイミングも分かりづらいので、ステンレスのボウルに移し替え泡立て器で混ぜることにしました。

湯煎にして温度を人肌くらいに保ちます。

冷めてきたらガスコンロで3分位弱火で加熱しました。

とにかく混ぜている間も温度管理が大切らしいです。

どんどん撹拌します。

最初の2時間ぐらいはこれで本当に石鹸ができるのか不安でした。

3時間を過ぎたあたりから少しずつトローッとしてきました。

そうしてかき混ぜ始めてから4時間立った頃にようやく泡立て器から垂れて文字がかけるくらいになりました。これをトレースと言うそうです。

この状態で90%が鹸化してるということです。

ここまで来たら型に入れても大丈夫です。

ヨーグルトの空容器などに適量ずつ入れて行きます。

70g程度のヨーグルトのカップには40g入れました。

あまりたくさん入れると乾燥しにくくなるらしいので、どの大きさのカップにも深さが1.5cmくらいにしました。

全部を型に入れ終わったら保温して1日置きます。

私はクーラーボックスの中に50℃ぐらいに温めた保冷剤を入れて

その上に石鹸を流し込んだカップを並べてみました。

明日にならないとうまく固まっているかわからないけど楽しみです。


24時間経ちました

1日経ったので見てみました。

まだ完全に固まっていなくて取り出せる様子ではありません。

よく調べてみると普通の石鹸では更に2~3日、オリーブ石鹸の場合は5日~1週間待って完全に固まってからしか取り出せないということです。

気長にあと一週間待つことにします。


更に3日経って型から外せました

まだ石鹸をカップに流し込んでから4日しか経っていませんが、石鹸を流し込んだカップの縁を軽く押してみたら、石鹸がカップから剥がれました。それでもう外れるかなと思いカップの外周を順に押さえて剥がれるのを確認しました。

最後にカップを伏せて底を順に押さえてから軽く落とすときれいに外すことができました。

新聞紙の上に並べて乾燥・熟成していきます。

 

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コメント: 1
  • #1

    Yuka (土曜日, 12 1月 2019 09:24)

    石鹸600gをオルトケイ酸でつくりたいのですが、何グラム使用したら良いのかわかりません。
    また、精製水の量も変わりますか?
    計算方式を教えていただけないでしょうか。